手ぬぐいの育て方 ─ お手入れ方法 ─
わたしたちは「手ぬぐいを育てる」ということばを使います。それは手ぬぐいは使えば使い込むほどに、どんどん使う人に馴染んでいくからです。
丁寧に愛情込めて使うのも育て方のひとつ。
相棒のように毎日ガシガシ使い倒すのも育て方のひとつ。
手ぬぐいは誰もが気軽に使えるもの。なので、決まったルールはありません。でもその性格(特性)は知っておくとより育てやすくなると思うのです。
- ■ お洗濯
- 手ぬぐいは初めて洗う時は色落ちをします。白いものとは分けてお洗濯しましょう。
お湯は色が出やすいので、お水で洗った方が安全です。
手ぬぐいは強い直射日光には弱く、早く色あせてしまうのでなるべく陰干しましょう。
未使用で長く使わない時も、一度水通してからしまいましょう。そうすることで、長期保管で生地が傷むのを防いでくれます。
- ■ 端のほつれ
- 手ぬぐいは、端が切りっぱなしになっています。そこには「早く乾いて衛生的」という、日常づかいの布ならではの理由があります。
最初はお洗濯の時にほつれた糸が出てきますが、はさみで余分な糸を切ってしまいましょう。次第にほつれは治まり、フリンジ状に落ち着いてきますのでご安心ください。
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使えば使うほどに、しっくりとあなたに馴染んでいきます。「手ぬぐい育て」を是非楽しんでみてください!