カテゴリー 全商品 最新情報 アイテムの使い方 ショッピングガイド お問い合わせ

手ぬぐいとタオルの4つの違い|用途に応じて使い分けよう

2024.4.25

手ぬぐいとタオル。どちらも汗や濡れた手を拭いたりとほとんど同じ用途で使用されることが多いですよね。手ぬぐいに馴染みがないと「タオルで十分なのに、なんで手ぬぐいをわざわざ使うのだろう」と疑問に思いますよね。

そこで今回は、手ぬぐいとタオルの違いについて紹介いたします。同じように使われる手ぬぐいとタオルですが、手ぬぐいにしかない魅力や機能性があるので、ぜひ最後までご覧ください。

手ぬぐいとタオルの違い4つ

前提として、手ぬぐいもタオルも素材は同じ綿です。しかし、手ぬぐいとタオルとでは、次の4つの違いがあります。

織り方

手ぬぐいは「平織り」が基本的な織り方です。平織りとは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に織る方法のことです。交互に編まれることで、通気性が良く、摩擦に強く耐久性に優れたものが出来上がります。しかし、伸縮性はほとんどありません。

一方、タオルは「パイル地」が基本的な織り方です。パイル地とは、輪っか(ループ)ができるように織られたもののことです。ループが長ければ長いほどふわふわな肌触りになり、吸収性は非常に高いです。しかし、毛羽が出やすくなるため耐久性は下がります。

手ぬぐいとタオルはそれぞれの生地の織り方に応じて柄の出方にも違いが現れます。手ぬぐいは『細かなデザインをくっきり』染められますが、タオルはふわっとしたループ状の糸があるため、柄がぼやけて出ます。そのため、細かなデザインには向いていません。

厚さ/サイズ

手ぬぐいは平織りで作られているため、生地が薄いのが特徴です。一方、タオルはパイル地でふわっとした生地になるため、厚みが出ます。

手ぬぐいは折りたたんでも非常にコンパクトで携帯性に優れていますが、タオルは折りたたむと厚みが出るため、手ぬぐいほどのコンパクトさはありません。そのため、手ぬぐいのほ方が軽く、持ち運びがしやすいです。

サイズに関しても、手ぬぐいは33〜36cm×90cm程度のものが一般的ですが、タオルは一般的に決まった規格はなく、大小さまざまなサイズがあります。

吸水性と速乾性

手ぬぐいは生地が全体的に薄いため、タオルと比べると吸収性はありません。しかし、『乾きが速い』という特徴を持っています。一方、タオルはパイル地が水分を多く吸収するため、手ぬぐいより吸収性が優れています。しかし、多く水分を吸収する分、乾きが遅いのです。

端の処理

手ぬぐいとタオルは端の処理の仕方も異なります。タオルは生地の端がほつれないように織り込んでいますが、手ぬぐいは生地の端を切りっぱなしにしています。

手ぬぐいはもともと江戸時代の着物を作る際に余った布をそのまま手をぬぐうものとして使用しており、わざわざ端を縫うことはありませんでした。現代ではミシンで縫えば少ない時間で縫製することは難しくはありません。しかし、速乾性、衛生的、また手ぬぐいを裂いて他の用途でも柔軟に使えるということから、現代でも切りっぱなしのまま使用されています。

詳しくは下記の記事で詳しく説明しておりますので、是非合わせてご覧ください!

■関連記事
手ぬぐいのほつれについて。ほつれる理由や切りっぱなしの理由、お手入れ方法を紹介

手ぬぐいとタオルの違いを考慮して用途によって使い分けよう

手ぬぐいとタオルは似ていますが、細かく見ると機能性に違いがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。そのため、使用用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

登山やキャンプにはかさばらない手ぬぐいがおすすめ

手ぬぐいの魅力は何といっても薄く、速乾性に優れている点です。折りたたんでもハンカチ程度の厚さでカバンの中に入れてもかさばりません。しかも、水分もしっかり吸収してくれて、端が切りっぱなしになっている分、早く乾きます。

このような特徴から登山家やハイカーに非常に人気です。上記の理由以外にも手ぬぐいを応急処置の包帯代わりにしたり、食材を包んだり、鍋掴みの代用としてなど様々な用途に使用できるため、多くの方に愛用されています。またキャンプの時にも非常に重宝します。前述の鍋掴みとしても使えますし、サッと食器を拭き取る際にも使えます。

汗や水滴など拭き取る頻度が多いシーンでは速乾性に優れている手ぬぐいは大活躍するので、おすすめです。

■関連記事
手ぬぐいが登山におすすめの3つの理由|活用方法も紹介

また、手ぬぐいは飾り付けにも使えます。ご興味ございましたら、下記の記事をあわせてぜひご覧ください。

■関連記事
手ぬぐいを「飾るインテリア」として活用。飾り方と飾る場所を紹介

野球、サッカー、バスケなどのスポーツにはタオルがおすすめ

タオルはまとまった水分を拭き取る際におすすめです。入浴したあとは手ぬぐいよりタオルがいいのはイメージできると思います。スポーツでいえば、野球、サッカー、バスケなどで汗を大量にかいて、休憩時間にサッと拭き取るのは手ぬぐいよりもタオルがおすすめです。

手ぬぐいやタオルをお探しならJIKAN STYLEへ

今回は手ぬぐいとタオルの違いや用途に応じた使い分けについても紹介しました。それぞれに特徴があり、おすすめの使用用途があります。本記事を参考に、ご自身の使用用途に合わせてご購入頂けますと幸いです。

また、手ぬぐいやタオルをお探しならJIKAN STYLEの通販サイトをぜひご覧ください。手ぬぐい、タオル、その他雑貨など多数取り扱っています。気に入っていただけるデザインの商品に出会えると思いますので、ぜひご覧ください。

カテゴリから探す